休職にいたるまで、身体は長い時間をかけ、少しずつ少しずつエネルギーをすり減らしてきました。いわば全身の細胞が元気を失った状態です。まずは、身体がきちんと働く状態にし、エネルギーを取り戻すことが必要です。
また、なぜ元気を失ってしまったのか、自分の身体についてもっと知る必要があります。
うつ病を再発して病気休暇を再取得した人の割合は、復帰から1年で全体の28.3%、2年で37.7%、5年以内で47.1%というデータがあります。(厚生労働省研究班)
5年以内に約半数が再休職しているということです。
再発の原因のひとつとして、私たちは次のように考えます。
水はエネルギー、火はストレスです。
水道から出ているのは、エネルギーを作るための材料と考えます。
エネルギーを作るための材料が十分に供給されている状態では、ストレスが大きい状況でもエネルギーがなくなる心配はありません。
材料が十分に供給されていない場合、ストレスが少ない状況ならばかろうじてエネルギーは残っていますが、ストレスが大きい状況になると、途端にエネルギーは枯渇してしまうということです。
つまり、脳をはじめとする身体を動かす材料が十分に供給されていない状態で復職をした結果、大きなストレスに対応できずに再発してしまうのではないかと考えられます。
膳のリワーク支援では、細くなってしまった水道を元に戻す作業、いわゆる体質改善を行っていきます。
また、そのために必要な知識の習得を目標とします。
・病気の成り立ち ・自律神経 ・睡眠
・生活リズム ・ストレス ・活性酸素
・副腎疲労 ・腸 ・脳内神経伝達物質
・糖質 ・タンパク質 ・脂質
・ビタミン ・ミネラル ・フードアレルギー
・リーキーガット症候群 ・低血糖症 ・グルテン、カゼイン
・ピロリ菌 ・カフェイン など
※内容は随時追加、変更されます